Tesla Model Y Lは、Model Yを延長した6人乗りモデルです。前席2つ、中央列のキャプテンシート2つ、3列目のシート2つという構成です。 2026年10月14日時点で、米国のTesla公式コンフィギュレーターに掲載されていたのは、Launch Seriesバッジ付きのModel Y L Premium 1種類のみで、価格は$61,990、19インチホイールでのEPA推定航続距離は332マイルでした。 この価格はModel Yの中で最も高く、Performanceより$4,000高くなっています。
もう1つ押さえておきたいのが3列目の広さで、Teslaはこれを公表するようになりました。オーナーズマニュアルによると、Model Y Lの3列目はレッグルーム31.0インチ、ヘッドルーム38.1インチで、7人乗りのModel Y Premiumの25.8インチと34.6インチを上回ります。 6つのシートのうち4つには、チャイルドシート用のLATCH(Lower Anchors and Tethers for Children)アンカーが付いています。
Tesla Model Y Lの価格は?
| Model Yのバージョン(米国、2026年10月14日) | コンフィギュレーター上の車両価格(現金払い) |
|---|---|
| Model Y 後輪駆動 | $39,990 |
| Model Y 全輪駆動 | $41,990 |
| Model Y Premium 後輪駆動 | $45,990 |
| Model Y Premium 全輪駆動 | $49,990 |
| Model Y Performance | $57,990 |
| Model Y L Premium(Launch Series)全輪駆動 | $61,990 |
Model Y Lは、5人乗りのModel Y Premium全輪駆動より$12,000高く、最も安いModel Yより$22,000高くなっています。 これらは、コンフィギュレーターで現金払いを選び、オプションを加える前に表示された車両価格です。10月19日には、Teslaの比較ツールがLaunch Seriesの価格を「Destination(納車関連費用)とOrder(注文)手数料を含み、税金やその他の費用を除く」$63,630としていました。
Launch Seriesの価格には特典が含まれています。10月14日時点のコンフィギュレーターには、「12 mo FSD With Launch Series」(Full Self-Driving(Supervised)の12か月分。試用期間後は月額$99のサブスクリプション)、牽引能力3,500ポンドのトウヒッチ(同日のベースのModel Yでは$1,000のオプション)、Power Devicesの項目にあるモバイルコネクター用のアウトレットアダプター、そして充電の項目に12か月分のスーパーチャージ無料が掲載されていました。 Not a Tesla Appが7月に公開したLaunch Series特典の一覧には、1年分のスーパーチャージ無料のほか、1年分のPremium Connectivityと、ボディカラー・内装・ホイールの無料選択も含まれていました。 10月14日のコンフィギュレーターにはPremium Connectivityの記載がなく、内装は1種類、ホイールも19インチのMachina 2.0のみでした。 10月19日には、Teslaの比較ツール(10月14日の確認時には開いていませんでした)が、Model Y Lについて「12 months of Premium Connectivity included ($9.99/mo subscription after)」と記載し、ホイールの選択肢として19インチのMachina 2.0と20インチのUberhelixを挙げていました。内装は引き続き、All Black Premium Interiorの1種類のみでした。 Model Yグレードガイドには、オーナーズマニュアルに基づく牽引制限を掲載しています。6人乗車時には2,300ポンドまで下がります。
より安いModel Y Lは、まだありません。Teslaは7月2日にLaunch Seriesのみで米国の注文受付を開始しました。Electrekは、Teslaが他の新バリアントでも同じ方法をとってきたと指摘しており、まず装備を充実させたバージョンを出し、「その後に安価なグレードを展開する」という流れです。 Not a Tesla Appは発売時に、「Launch Seriesがいつまで販売されるのか、装備を絞ったスタンダードグレードがいつ登場するのかについて、公式な発表はまだありません」と書いていました。 10月14日と10月19日のどちらでも、コンフィギュレーターに掲載されていたのはLaunch Seriesのみでした。
Model Y Lの航続距離
| 数値 | 航続距離 | 出典 |
|---|---|---|
| Teslaコンフィギュレーター、19インチホイール、2026年10月14日 | 332マイル | Tesla、EPA推定 |
| EPA掲載値、2027年型Model Y L、20インチホイール | 328マイル | fueleconomy.gov |
| 7月の発売時、19インチ/20インチホイール | 325 / 320マイル | Not a Tesla App |
| EPA、2026年型Model Y Long Range 全輪駆動(比較用) | 327マイル | fueleconomy.gov |
航続距離の数値は発売以降に変わっています。Teslaは7月に325マイルと発表していましたが、10月中旬までにコンフィギュレーターは同じ19インチホイールで332マイルを表示しました。一方、EPA自身の掲載値は、2027年型の20インチホイール仕様で328マイルです。10月14日のビルドページに20インチホイールの選択肢はありませんでしたが、10月19日にはTeslaの比較ツールに20インチのUberhelixが掲載されていました。 19インチ仕様のEPA掲載値は見つからなかったため、332マイルはTesla独自の推定値です。どちらの数値も、EPAが2026年型Model Y Long Range 全輪駆動(5人乗りのLong Range 全輪駆動)に示す327マイルをわずかに上回っています。Teslaのコンフィギュレーターはグレード名が異なり(Model Y、Model Y Premium、Performanceで、全輪駆動の5人乗りが3種類)、10月19日にはModel Y Premium 全輪駆動について327マイル(EPA est.)と表示していました。
大きな車体の影響が表れるのは効率です。EPAは、20インチホイールの2027年型Model Y Lを114 MPGe(miles per gallon equivalent、ガソリン1ガロン相当あたりのマイル数)、つまり100マイルあたり30 kWh(キロワット時)と評価しています。2026年型Model Y Long Range 全輪駆動は123 MPGe、27 kWhで、MPGeの数値で見ると1マイルあたりの消費電力量は約8%多くなります。 Not a Tesla Appは、発売時にModel Y Lのバッテリー容量を83 kWhと伝えていました。
Model Y Lの3列目はどれくらい広い?
Teslaのマニュアルには、全列の室内寸法が掲載されています。下の表は、Model Y Lの3列目を、7人乗りのModel Y Premiumおよび6人乗りのModel Xと並べたもので、数値はいずれもTeslaの現行マニュアルによります。
| 3列目 | ヘッドルーム | レッグルーム | ショルダールーム | ヒップルーム |
|---|---|---|---|---|
| Model Y L(6人乗り) | 38.1 in. | 31.0 in. | 42.9 in. | 37.0 in. |
| Model Y Premium 7人乗り | 34.6 in. | 25.8 in. | 40.2 in. | 36.7 in. |
| Model X 6人乗り | 37.2 in. | 32.3 in. | 40.7 in. | 38.6 in. |
Model Y Lの3列目は、7人乗りのModel Yよりレッグルームが5.2インチ、ヘッドルームが3.5インチ広く、レッグルームでは6人乗りのModel Xに1.3インチ差まで迫り、ヘッドルームではModel Xを上回ります。 2列目では、Model Y Lのキャプテンシートのレッグルームは、5人乗りModel Y Premiumのベンチシートより0.8インチ狭い(39.7インチ対40.5インチ)ものの、ヘッドルーム、ショルダールーム、ヒップルームは広くなっています。 31インチあれば大人が長距離ドライブに十分かどうかは人によって違うため、大人が後ろに座る予定なら、注文前に実際に座ってみてください。
車体の全長は195.6インチで、5人乗りのModel Y Premiumより7.0インチ長く、ホイールベースは5.9インチ長い(119.7インチ対113.8インチ)です。全高も1.5インチ高い65.5インチになっています。 全幅は変わらず、ミラーを含まない幅は5人乗りと同じ75.6インチです。 ガレージで確認すべきなのは、幅ではなく長さです。
荷室容量
| Model Y Lの荷室 | 容量 |
|---|---|
| 3列目の後ろ | 14.8 cu ft |
| 2列目の後ろ(3列目を倒した状態) | 38.0 cu ft |
| 1列目の後ろ(2列目と3列目を倒した状態) | 85.6 cu ft |
| フロントトランク | 4.1 cu ft |
| 最大(運転席と助手席に乗員がいる状態) | 89.7 cu ft |
6席すべてを使う場合、3列目の後ろに残る荷室は14.8立方フィート(フロントトランクを含めると18.9)で、Teslaが6人乗りのModel Xについて示す3列目後方の数値と同じです。
Model Y Lのチャイルドシート
Model Yのマニュアルには、「Lower LATCH anchors are provided in the second and third row outboard seats(ロワーLATCHアンカーは、2列目と3列目の外側のシートに用意されています)」とあり、6人乗りについては「Infants and children can occupy a third row seat using belt-based, or LATCH child restraint systems(乳児と子どもは、シートベルト式またはLATCH式のチャイルドシートを使って3列目に座ることができます)」と記されています。 アンカー付きのシートは4つで、5人乗りのModel Yの2つと比べて倍になります。しかもすべて窓側の席なので、チャイルドシートをシートベルトのみの中央席に置く必要がありません。
注意すべき点が2つあります。まず、2列目のシートには、マニュアルに専用のトップテザーの通し方が載っています。ヘッドレストを下げ、ストラップを上から回し、フックを「fully seated on the anchor point located at the bottom half of the seat back(シートバック下半分にあるアンカーポイントにしっかりとかける)」というものです。 オーストラリアとニュージーランドの安全評価機関ANCAP(Australasian New Car Assessment Program)は、2列目では「many restraints could not be correctly installed due to limitations with top tether routing(トップテザーの通し方の制約により、多くのチャイルドシートを正しく取り付けられなかった)」とし、3列目では「rearward-facing and forward-facing convertible child restraints could not be easily installed using the ISOFix anchorages(後向き・前向き兼用のコンバーチブル型チャイルドシートは、ISOFixアンカーでは簡単に取り付けられなかった)」としています。 ANCAPが試験したのはオーストラリアとニュージーランドで販売されているチャイルドシートであり、米国のシートでは結果が異なる可能性があります。米国では、Teslaの通し方とシートメーカーの説明書に従ってください。3列目についても、マニュアルに記載があるのは乳児と子どもで、2列目で認められている年長の子どもは含まれず、チャイルドシートのサイドサポート装置を3列目で使わないよう警告しています。 詳しいルール、3列目のサイドサポートに関する警告、そして子ども3人の場合にModel Y Lが他のTeslaとどう違うかは、Teslaチャイルドシートのページで解説しています。
Model Y Lは7人乗り?
いいえ。6人乗りで、2+2+2のレイアウトです。Electrekは発売時に、これを「a 2+2+2, six-seat layout rather than a squeezed-in seven-seat bench(無理やり詰め込んだ7人掛けのベンチではなく、2+2+2の6人乗りレイアウト)」と評しました。 Teslaの現行の米国向けマニュアルには、3列目がより小さい7人乗りのModel Y Premiumも載っています。また、Electrekは、Teslaが1月に米国で通常の(L以外の)Model Yに3列目のオプションを追加したと報じています。 10月19日には、TeslaのコンフィギュレーターがSeven Seat Layoutを$2,500のオプションとして提供していましたが、対象はModel Y Premium 全輪駆動のみでした。 Teslaのマニュアルでは、7人乗りの3列目で使えるのはシートベルトで固定するチャイルドシートのみとされています。
Model Y Lのバッテリー保証
Teslaの保証ページは、「Model Y L Premium Launch Series」を3段階あるバッテリー保証の中間にあたる12万マイルの区分に入れています(Model S、Model X、Cybertruckは15万マイル)。内容は「8 years or 120,000 miles, whichever comes first, with minimum 70% retention of Battery capacity over the warranty period(8年または12万マイルのいずれか早い方まで、保証期間中はバッテリー容量の70%以上を維持)」です。 ベースの後輪駆動と全輪駆動のModel Yは、10万マイルの区分です。 Teslaのページは「should only be used for general knowledge(一般的な情報としてのみ使用してください)」とも断っているため、車両に付属する保証書が正式な基準になります。
Model Y Lが向いている人
買うべき人は、3列目をたまにではなくよく使い、中央席を使わずに4か所にチャイルドシートを付けたく、Teslaのスーパーチャージャー網も使いたい人です。航続距離の数値は、EPAが示す2026年型5人乗りLong Range 全輪駆動の数値をわずかに上回っています。
見送るべき人は、3列目が年に一度しか必要ない人です。5人乗りのModel Y Premium 全輪駆動なら$12,000安くなります。 価格を最優先するなら、Electrekの7月2日の発売時の記事では、Kia EV9の開始価格は$54,900、Hyundai Ioniq 9は$58,955とされ、どちらもModel Y Lより安くなっています。ただし、KiaとHyundaiの最新価格は各自で確認してください。 また、Launch Seriesの特典にお金を払いたくない場合は、10月14日時点で安価なModel Y Lは掲載されておらず、発売時にも公式な発表はなかったことを知っておいてください。
代わりに中古の5人乗りModel Yを検討しているなら、中古Teslaガイドで車両とともに引き継がれるものを、新車なら納車チェックリストで引き渡し時の確認事項を解説しています。
よくある質問
Tesla Model Y Lはいくらですか?
Model Y L Premium Launch Seriesの車両価格は$61,990です。2026年10月14日時点でTeslaの米国コンフィギュレーターに掲載されていた唯一のバージョンで、税金や諸費用は含まれません。
Tesla Model Y Lの航続距離は?
Teslaのコンフィギュレーターは、2026年10月14日時点で19インチホイールの航続距離を332マイル(TeslaによるEPA推定)と表示していました。EPAは20インチホイールの2027年型Model Y Lを328マイルと掲載しています。
Model Y Lの3列目のレッグルームはどれくらいですか?
Teslaのオーナーズマニュアルによると31.0インチで、ヘッドルームは38.1インチです。
Model Y Lの3列目にチャイルドシートは付けられますか?
はい、乳児と子どもであれば、LATCHまたはシートベルトで取り付けられます。3列目の両方のシートにロワーアンカーとトップテザーがあり、マニュアルはチャイルドシートのサイドサポート装置を使わないよう警告しています。 オーストラリアでは、ANCAPが3列目のアンカーにコンバーチブル型のシートを取り付けにくいことを確認しました。
Tesla Model Y Lの全長は?
ナンバープレートブラケットを除いて195.6インチで、ホイールベースは119.7インチです。
価格と航続距離は2026年10月中旬時点でTeslaの米国コンフィギュレーターが示していた数値で、寸法はその週時点のTeslaオーナーズマニュアルによります。Teslaは価格、グレード、付属特典を頻繁に変更します。ここに掲載した数値を判断の根拠にする前に、コンフィギュレーターとご自身の車のマニュアルを確認してください。
出典 (11)
- tesla.com Design Your Model Y (US configurator, read October 14, 2026)
- tesla.com Design Your Model Y (US configurator, read October 19, 2026)
- tesla.com Tesla Model Y Owner's Manual (current): Dimensions
- tesla.com Tesla Model Y Owner's Manual (current): Child Safety Seats
- tesla.com Tesla Model X Owner's Manual (current): Dimensions
- fueleconomy.gov EPA / fueleconomy.gov: 2027 Tesla Model Y L (20in Wheels)
- fueleconomy.gov EPA / fueleconomy.gov: 2026 Tesla Model Y Long Range AWD
- tesla.com Vehicle Warranty
- electrek.co Tesla launches Model Y L in US — 6 seats, 325 miles, $61,990
- notateslaapp.com Tesla Model Y L Launch Series — What's Included
- ancap.com.au Tesla Model Y L safety rating
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