最初の5分間
- 速度を落として、道路から離れる。 タイヤの空気圧が極端に低いときに車両が表示する警告は「安全に停車してください - タイヤのパンクを確認してください」で、Model 3のマニュアルの指示は「できるだけ早く、慎重に車を停めてください。安全な場所で、タイヤがパンクしていないか確認してください」です。 Teslaのロードサイドのページはこう付け加えています。「安全でない場所にいる場合は、緊急サービスに連絡してください」
- 釘やネジは刺さったままにしておく。 Model 3のマニュアルには「タイヤに刺さっている異物は取り除かないでください」とあります。 Teslaのタイヤのページは、避けるべきことの一つに「車両がサービス拠点に到着するまでに、タイヤに刺さった物を取り除くこと」を挙げています。
- Teslaアプリを開いて「ロードサイド」をタップするか、米国内であれば1-877-798-3752に電話します。
- スペアタイヤは探さない。 Model 3のマニュアルにはスペアタイヤの説明がなく、代わりの手段についてはこう書かれています。「応急用タイヤ修理キットはTesla Shopで購入できます」
はっきりさせておきたいのは、誰が費用を負担するのかという点です。Teslaは、車両保証の期間中は「ロードサイドアシスタンスは無償で提供されます」と述べ、同じセクションで「タイヤの修理または交換の費用はお客様のご負担となります」としています。 Teslaによれば、ロードサイドサービスは車両が保証の対象である間、後述する制限の範囲内で無料です。タイヤ代はあなたが支払うことになります。
このページは、タイヤとロードサイド支援に関するTeslaの2つのサポートページ、ロードサイドアシスタンスのポリシー、2024年以降のModel 3のオーナーズマニュアル(北米、ソフトウェア2026.32)、修理キットのTesla Shopページ、新車限定保証に基づいています。いずれも2026年10月10日と11日に、米国向けの内容を確認しました。マニュアルから引用した手順はすべてこの車両のものです。それ以前のModel 3やほかのモデルには、それぞれのマニュアルがあります。修理の基準は米国のタイヤ業界団体によるもので、2026年10月11日に確認しました。
Teslaのタイヤがパンクしたときの選択肢
| 選択肢 | Teslaの文書の記載 | 制限 | Teslaの文書が明示する費用 |
|---|---|---|---|
| Teslaロードサイド:貸出用ホイール | 「一部の地域では、訓練を受けたロードサイド業者が数に限りのある貸出用ホイールを携行しており、損傷したホイールやタイヤとすばやく交換します」 | 一部の地域のみ、在庫に限りあり。「新しいタイヤは、最寄りのTeslaサービスセンターで、お客様の費用負担により元のホイールに装着されます」 | 保証期間中のロードサイドは無償。新しいタイヤは自己負担 |
| Teslaロードサイド:けん引 | Teslaは「車両がTeslaサービスセンターまでけん引され、かつタイヤの修理および/または交換をTeslaで直接完了することを条件に、最初の50マイル(80 km)分の輸送費用を負担します」 | それ以外の場合、Teslaは「けん引時にお支払いいただく全額自己負担で、車両のけん引をお手伝いできる場合があります」 | 保証期間中またはExtended Service Agreementのある車両について、上記の条件で50マイルまで負担。条件外は全額自己負担 |
| Teslaモバイルサービス | ロードサイドは「車両を最寄りのサービスセンターまで運ぶか、一部の地域ではTeslaモバイルサービスがお客様のもとに出向くことができます」 | 一部の地域のみ | タイヤの作業は自己負担。Teslaは事前に料金を連絡するとしています |
| Teslaの修理キット | 「場合によっては、Teslaから入手できるオプションのタイヤ修理キットを使って、タイヤの小さなパンク穴(1/4インチ(6 mm)未満)を一時的に修理できます」(Model 3マニュアル) | トレッド面のみ、一時的な修理で、走行は「修理したタイヤで62マイル(100 km)」まで | Tesla Shopで$110(2026年10月11日時点) |
| 自分で手配するタイヤショップやけん引 | 「損傷したTeslaのタイヤは、お客様の費用負担で、Teslaサービスセンターまたは近くのサードパーティのタイヤショップに持ち込んで修理または交換できます」 | ポリシーの特典は「お客様が手配した別のロードサイドアシスタンスに関連する費用を一切含みません」 | 記載なし。自己負担 |
マニュアルは、空気圧が極端に低い場合の警告の項目で、最初の3つを挙げています。「必要に応じて、Teslaロードサイドアシスタンスのオプション(モバイルタイヤ、貸出用ホイール、けん引)を依頼できます」
Teslaにスペアタイヤはある?
Model 3のマニュアルを読む限り、ありません。スペアへの言及は一度だけで、タイヤ空気圧に関する箇所に「スペア(装備されている場合)を含む各タイヤ」を毎月点検するよう書かれています。 マニュアルにはスペアホイールの取り付けに関するセクションがなく、シーラントキットのことは「Teslaから入手できるオプションのタイヤ修理キット」と呼んでいます。
つまり、キットは自分で買うものです。Tesla Shopでは2026年10月11日時点で、Air Compressor + Tire Repair Kit 3.0が$110で掲載されており、「Model Y」と表示されたものと「Model S,X,3,Y Premium and Performance」と表示されたものの2種類があります。 このキットと、代わりになるコードレス空気入れについては、Teslaアクセサリーガイドで取り上げています。
Teslaはパンクを無料で直してくれる?
いいえ。Teslaのポリシーはこの点について明快です。「いかなる場合も、タイヤの修理および/または交換の費用はお客様のご負担となります」 無料になりうるのはロードサイドの支援そのもので、その対象者についてTeslaは少なくとも4通りの説明をしています。
- タイヤのサポートページ:「新車限定保証または中古車限定保証の期間中、ロードサイドアシスタンスは無償で提供されます」
- ポリシー:ロードサイドアシスタンスは「有効なTesla基本車両限定保証またはExtended Service Agreementの対象となる車両に提供される無償サービス」です。
- Model 3のマニュアル:「保証期間中、1日24時間、年間365日」利用できます。
- 保証書:車両は「ロードサイドアシスタンスを依頼する時点で、Teslaの新車限定保証または中古車限定保証の対象であり、かつお客様の保証地域内にあること」が必要です。
ポリシーの対象者に関する一文は、「新車または中古車の基本車両限定保証、あるいはExtended Service Agreementの対象となる」車両を挙げています。 新車で購入した車両の場合、基本保証の期間は「4年または50,000マイル(80,000 km)のいずれか早い方」です。中古車保証やExtended Service Agreementの条件は今回確認した文書には含まれていないので、ご自身の契約内容を確認してください。 保証書には、押さえておきたい線引きも書かれています。「ロードサイドアシスタンスは別個のサービスであり、Teslaの新車限定保証または中古車限定保証に基づいて提供されるものではありません」
タイヤそのものも、Teslaの保証の対象ではありません。Teslaのページには「Teslaはタイヤに対する保証を直接提供していません」とあり、保証書は「独自の保証があり、それぞれの条件が適用されるタイヤ」を対象外としています。 路上でのパンクは、タイヤメーカーの保証がそもそもロードハザード(路上の危険物による損傷)を対象にしていればその保証で、そうでなければ自分のお金で対処することになります。
中古で購入した場合や、Teslaの有料プランに加入している場合には、さらに2つの記述が関係します。ポリシーによれば、ロードサイドの適用は「Tesla車両の転売に伴い、適用期間の残り期間について譲渡可能」です。ただし所有者変更の証明を添えてTeslaに通知することが条件で、Tesla以外から購入した場合、その手続きは新しいオーナーの役目です。 またTeslaにはWheel and Tire Protection Planがあり、同社はこれが「一般的なロードハザードによるタイヤとホイールの修理および交換をカバーします」と説明しています。 このプランに加入している場合は、ほかの誰かにタイヤを触らせる前に次のセクションを読んでください。
Teslaのロードサイドアシスタンスはパンクに対応している?
はい。ただし一定の距離圏内で、条件付きです。Teslaのロードサイドのページはパンクを「パンクまたは安全でない走行状態を引き起こす、ホイールまたはタイヤの損傷」と定義し、適用範囲を一文で示しています。「パンク時のサービスは、タイヤの修理および/または交換をTeslaで直接完了する場合に、最大50マイルまで提供されます」
ポリシーは2つの条件を具体的に示しています。1つ目は、あなたがどこにいるかです。「Teslaは、Teslaサービスセンターから50マイル(80 km)以内でパンクに見舞われたオーナーにロードサイドアシスタンスを提供します」 2つ目は、車両の行き先と誰が修理するかです。けん引が最初の50マイルまで負担されるのは、「車両がTeslaサービスセンターまでけん引され、かつタイヤの修理および/または交換をTeslaで直接完了すること」が条件です。
これらの条件から外れると、けん引は有料です。これには「社外品のホイールおよび/またはタイヤを装着しているため」にTeslaが作業できないケースも含まれ、その場合についてポリシーは、Teslaが「けん引時にお支払いいただく全額自己負担で、車両のけん引をお手伝いできる場合があります」としています。
Teslaのロードサイドのページ、ポリシー、保証書に書かれている制限をいくつか挙げます。
- 出動は1回。 「ロードサイドアシスタンスは、1件の事案につき1回のサービス出動に限られます」
- 自分で手配した支援への払い戻しはなし。 対象外の項目には「Teslaの関与または事前承認なしに手配されたロードサイドアシスタンスの払い戻し」が含まれます。
- どこでも受けられるわけではない。 「安全上および規制上の理由により、特定の制限された道路や立ち入りが制限された区域では、ロードサイドアシスタンスをご利用いただけない場合があります」
- 米国またはカナダの車両は、どちらの国でも支援を受けられる。 保証書は、支援を依頼する時点で車両が自身の保証地域内にあることを求めていますが、例外が1つあります。保証地域が米国またはカナダであるオーナーは「該当する場合、米国またはカナダのいずれにおいてもロードサイドアシスタンスを求めることができます」
- 料金がかかる場合がある。 ポリシーによれば、ロードサイドサービスは「すべての状況で利用できるとは限らず、利用できる場合でも(事前の通知のうえで)手数料/料金がかかることがあります」
- 変更される可能性がある。 「Teslaロードサイドアシスタンスの料金および提供状況は変更されることがあり、地域によって異なります」
貸出用ホイールは実際にありますが、必ず用意されるとは限りません。Teslaのタイヤのページには、「一部の地域では」「数に限りのある貸出用ホイール」によるサービスとして載っています。 Teslaのロードサイドアシスタンスのポリシー文書は、貸出用ホイールに一切触れていません。 依頼するときに貸出用ホイールを頼んだうえで、別の手段も用意しておきましょう。
Wheel and Tire Protection Planの加入者には、修理をTeslaに任せるべき理由があります。「Tesla Wheel and Tire Protection Planの適用資格を維持するには、すべての修理をTeslaサービスセンターで行う必要があります」
依頼の手順は、Teslaの説明では簡単です。アプリを開き、「ロードサイド」を選び、問題の内容を選択し、詳細を確認して支援を依頼します。 アプリでも電話でも、マニュアルは車両のVIN(車両識別番号)、正確な現在地、問題の内容を用意しておくよう求めています。
パンクした、または異物が刺さったTeslaのタイヤで走れる?
Teslaの文書どうしで言っていることが一致していないので、両方を紹介します。
Model 3のマニュアルは、2つの警告で「走ってはいけない」としています。修理キットに関する警告では「空気の抜けたタイヤで走行しないでください」 そして、まだ空気を保っているタイヤについては「パンクによってタイヤの空気が抜けていない場合でも、修理していないパンクしたタイヤで走行しないでください。パンクしたタイヤは、いつでも突然空気が抜けるおそれがあります」
Teslaのサポートページは、「タイヤがパンクした/空気が漏れている場合、どうすればよいですか?」という質問に、もう少し緩やかに答えています。「最寄りのサービスセンターまたはタイヤショップまで安全に運転できると感じる場合は、そうしてください。安全だと感じない場合は、ロードサイドアシスタンスに連絡して、利用できるサービスの選択肢を確認してください」 同じページのそれより前、「パンクしたタイヤ」の項では、サービス予約までに避けるべきことの一つとして「空気が抜けていなくても、パンクしたタイヤで走り続けること。予兆なく破損するおそれがあります」を挙げています。
より厳しいのはマニュアルで、しかもその車両のために書かれた文書です。マニュアルは、釘が刺さっても何も起きないように見える理由も説明しています。「チューブレスタイヤは、異物が刺さっても、それがタイヤに残っている限り空気が漏れないことがあります」 これは異物を刺さったままにしておく十分な理由ですが、そのまま走り続けてよい理由にはなりません。
走行中にタイヤがだめになった場合、マニュアルの手順は「ただちに速度を落としてください。急ブレーキや急なハンドル操作を避けながらゆっくり走行し、安全が確保できたら車両を停止してください」です。 これに続く一文が指示しているのは、自走ではなく積載車での輸送です。「Model 3をTeslaサービスセンターまたは近くのタイヤ修理店まで輸送するよう手配してください」
Teslaのタイヤはパッチやプラグで修理できる?
できる場合もあります。Teslaの文書にはパッチやプラグに関する規定はなく、マニュアルの一般的な指示は「パンクまたは損傷したタイヤは、できるだけ早く恒久的に修理するか交換してください」というものです。
米国タイヤ製造者協会(USTMA)は、同協会が業界推奨の修理手順と呼ぶものを公表しています。USTMAが推奨しているのは、「損傷がトレッド部のみに限られ、かつパンク穴の直径が1/4インチ(6mm)以下である場合に限って修理を検討すること」です。 ショップの修理が適切かどうかは、さらに4つの基準で決まります。
| USTMAの基準 | 原文の記載 |
|---|---|
| タイヤをホイールから外す | 「タイヤはリム/ホイールアセンブリから取り外し、考えられるすべての損傷について点検しなければなりません」 |
| プラグにはパッチが必要 | 「プラグだけの修理は認められません」 |
| 外側からの修理は不可 | 「外側からのタイヤ修理や、ホイールに装着したままの修理は決して行わないでください」 |
| すべてのタイヤが対象ではない | 「すべてのタイヤが修理できるわけではありません」 |
USTMAはさらに、損傷がタイヤのショルダー部やベルト端に及んでいる箇所は修理してはならないこと、そして「一部のタイヤメーカーは、ランフラットタイヤなど一部のタイヤについて、修理の限度や制限を設けている場合があります」とも述べています。 つまり、修理できるのはトレッド中央の小さな穴です。端に近い穴、サイドウォールの切り傷、最初の修理箇所に重なる2度目の修理は、新しいタイヤへの交換になります。後述するシーラントキットは、USTMAの言う意味での修理ではありません。修理を受けられる場所まで車を運ぶための応急処置です。
吸音フォーム入りのTeslaのタイヤは修理できる?
このページのために確認したTeslaの文書に、修理できないと書いたものはありません。Model 3のマニュアルはフォームについて軽く触れているだけで、「Tesla承認タイヤには吸音フォームが入っていない場合があります」とし、その結果としてロードノイズや振動がわずかに増える可能性があると記しています。
タイヤ業界には、これに関する文書化された手順があります。ノイズ低減タイヤに関するUSTMAの技術情報によれば、修理の手順は「おおむね標準的なタイヤ修理方法に従います」が、フォーム特有の手順が加わります。「インナーライナーを傷つけないように、損傷箇所から吸音フォームを慎重に取り除いてください」 修理後については「取り除いた吸音フォームの断片は廃棄してください。タイヤ内に戻す必要はありません」 2019年付のこの技術情報は、タイヤメーカー独自の修理ガイドラインに従わなければならないとも付け加えているので、最終的な判断はあなたのタイヤのメーカーが下すことになります。
交換について、この技術情報はまず車両メーカーの推奨を優先するとしており、Teslaのマニュアルにはその推奨があります。「タイヤを交換する際は、これまでのタイヤとブランドおよびモデルを合わせることが重要です」 フォーム入りのタイヤの在庫がない場合について、技術情報は「OE車両プラカードの仕様を満たす通常のタイヤに交換しても差し支えありません」としています。
Tesla以外のタイヤショップでも直せる?
Teslaは「できる」としています。同社のページは「損傷したタイヤをサードパーティのタイヤショップに持ち込めますか?」という質問に「はい」と答えています。 特定のチェーン店が作業を引き受けるかどうかはその店の方針しだいで、Teslaの文書では扱われていません。Tesla自身のページから注意点を2つ挙げます。プラン加入者は、前述のとおりTeslaサービスセンター以外で作業すると適用資格を失います。またマニュアルには「Tesla以外のサービスセンターがタイヤを修理または交換した場合、Teslaがセットアップ手順を実施するまでタイヤセンサーが機能しないことがあります」とあります。
ショップには、Model 3のマニュアルから3つのことを伝えてください。まずリフトポイントで、ジャッキアップとリフトのセクションに図があります。マニュアルはオーナーに、修理施設が「リフトポイントや警告を含め、これらの指示を把握している」ことを確認するよう求め、「リフトアームのパッドをバッテリーやサイドレールの下に配置しないでください」と警告しています。 次に、守らなかった場合の代償です。「Model 3を誤った方法でリフトしたことによる損傷は、保証の対象外です」 そして数値です。マニュアルはラグナットの締め付けトルクを129 lb. ft(175 Nm)、ソケットサイズを21 mmとしています。
Teslaのタイヤ修理キットの使い方
キットの中身は、コンプレッサーとシーラントの容器です。Tesla Shopのページによれば、このキットは「タイヤのトレッド面にある直径6mm以下の穴を修理でき、タイヤのサイドウォールにあるパンクは修理できません」 それより大きな損傷について、Model 3のマニュアルは別の対処を指示しています。1/4インチを超えるパンクや、「トレッドの重大な損傷、サイドウォールの損傷、裂けたタイヤ、リムから外れたタイヤの場合は、ロードサイドアシスタンスに連絡してください」
マニュアルは、説明しているキットがどのバージョンなのかを明記しておらず、TeslaのショップページにはKit 3.0について異なる表現をしている箇所もあります。両者が食い違う場合は、手元のキットに付属していた説明書に従ってください。マニュアル自体にも「タイヤ空気入れキットに記載されたすべての指示と警告に従ってください」とあります。
マニュアルに載っているModel 3向けの7つの手順を要約すると、次のとおりです。
- 「安全で開けた場所」に駐車し、コンプレッサーの電源が切れていることを確認します。
- パンクしたタイヤのバルブキャップを外し、透明なシーラントチューブをバルブに接続します。
- キットを車両の低電圧電源ソケットのいずれかに差し込みます。
- セレクターをタイヤのアイコンに合わせ、スイッチを入れます。シーラントが入ると、ゲージにタイヤの空気圧が表示されます。目標は運転席側のドアピラーに記載された数値です。マニュアルでは「数分後、ゲージが適正なタイヤ空気圧を示していることを確認してから次に進んでください」
- スイッチを切り、チューブを外して、バルブキャップを元に戻します。
- 「急加速や急ブレーキをせず、指定された制限速度(タイヤ修理キットのステッカーに表示)の範囲内で走行してください」
- 「約10分間走行したら、再び安全で開けた場所に駐車」し、タイヤに空気を入れます。このときは、セレクターをポンプのアイコンに切り替え、黒い空気入れ用チューブを使うようマニュアルは指示しています。
空気圧が上がらない場合に備えて、マニュアルにはやり直しの手順があります。「連続して15分間作動させてもゲージが22 PSI(1.5 Bar)未満の空気圧を示している場合」は、接続を外し、数フィート走らせてシーラントを行き渡らせ、もう一度繰り返します。それでもだめなら、Teslaロードサイドアシスタンスに電話します。
手順そのものよりも、制限のほうが重要です。
- あくまで一時的な修理。 「この応急修理は、車両をただちに安全にタイヤ修理店まで移動させるためのものです」 マニュアルはさらに「高速で、または長時間走行しないでください」「応急修理したタイヤで長時間走行すると、重大な損傷やけがにつながるおそれがあります」と付け加えています。 ショップページは具体的な数字を示しています。「できるだけ早く、または修理したタイヤでの走行距離が最大62マイル(100 km)に達する前に、タイヤの専門家に見てもらってください」
- タイヤの交換を覚悟する。ホイールにセンサーがある車両ならセンサーも。 マニュアルには「損傷したタイヤは、できるだけ早く修理または交換しなければなりません」とあります。 ショップページはさらに踏み込んでいます。「損傷したタイヤは、TPMSセンサーとともに、できるだけ早い機会に交換してください。交換用のタイヤとTPMSセンサーは、Teslaの車両保証の対象外です」 TPMSはタイヤ空気圧監視システムのことです。この一文こそがシーラントを使うことの本当のコストであり、支援が近くにあるならまずロードサイドに連絡すべき理由です。
- コンプレッサーを動かせる時間:Teslaは2つの数字を示している。 マニュアルには「コンプレッサーを20分を超えて連続作動させないでください」とあります。 Kit 3.0のショップページには「エアコンプレッサーの最大作動時間は30分で、その後60分間休ませてください」とあります。 手元のキットの説明書に別の指示がない限り、短いほうに従ってください。
- シーラントには使用温度範囲と期限がある。 マニュアルは使用できる範囲をマイナス40°F〜122°Fとし、「ラベルに表示された使用期限を過ぎたシーラント液は使用しないでください」としています。
- トレーラーは引かない。 「Model 3のタイヤに不具合がある場合、または応急修理した状態では、決してトレーラーをけん引しようとしないでください」
Fix-a-Flatなど他社のシーラントをTeslaに使える?
Model 3のマニュアルは禁止していませんが、リスクを指摘しています。「Teslaから入手できるものとは異なるタイヤシーラントを使ってタイヤが交換または修理され、タイヤ空気圧の低下が検出された場合、タイヤセンサーが損傷している可能性があります」 この点ではTesla純正のキットも同じです。ショップページは、センサーをタイヤとともに交換するよう求めています。
けん引が必要になったら:ドライバーに伝えること
Teslaは、この役目をあなたに任せています。ポリシーには「オーナーズマニュアルに記載された指示を車両輸送業者に伝えることは、お客様の責任です」とあります。 Model 3の場合の要点は以下のとおりです。それ以外については、マニュアルの「輸送業者向けの指示」のセクションをドライバーに見せてください。
- 4輪すべてを地面から浮かせる。 「Model 3は必ず4本のタイヤすべてを地面から離した状態で輸送してください」 マニュアルが挙げる理由は、車輪が回るとモーターが発電するためです。
- できる限りフラットベッドで。 「Model 3の輸送には、フラットベッドトラックまたは同等の輸送車両が推奨されます」
- ドーリーは代替手段で、距離に上限がある。 フラットベッドがない場合、ホイールリフトとドーリーで4輪すべてを浮かせなければならず、「この方法は最大35マイル(55 km)までに限って使用でき、ドーリーのメーカー指定の速度定格を超えてはなりません」
- けん引モードは積み込みと位置の移動専用。 マニュアルは、このモードが「Model 3をウインチでフラットベッドトラックに載せる、または車両を駐車スペースから移動させることのみを目的としています」とし、このモードで転がすのは5 mph未満、30フィート未満に制限しています。
- けん引フックで引く。 マニュアルは「正しく取り付けたけん引フックのみを使って、車両をフラットベッドトラックに引き上げてください」としています。
自分で手配したけん引は自己負担です。マニュアルの輸送に関するセクションには「Teslaは、Teslaロードサイドアシスタンスを通じて手配されていないサービスの払い戻しについて、責任を負いません」とあります。
Teslaのパンクにかかる費用
この分野でTeslaが公表している価格はごくわずかなので、このセクションでは同社の文書が明言している内容を並べます。
| 項目 | 費用に関するTeslaの文書の記載 |
|---|---|
| 保証期間中に現場まで来てもらうロードサイド支援 | ポリシーの制限の範囲内で「無償で提供」 |
| Teslaサービスセンターから50マイル以内でのパンクについて、サービスセンターまで運び、Teslaがタイヤの作業を行う場合の、最初の50マイルのけん引 | 保証期間中またはExtended Service Agreementのある車両は負担対象 |
| それ以外の場合のけん引(Teslaが対応できる場合) | 「けん引時にお支払いいただく全額自己負担」 |
| タイヤの修理または交換 | 「いかなる場合も」自己負担 |
| あなたのタイヤに対するTeslaの価格 | 非公表。「車両のサービスを実施する前に、お客様の車両のタイヤの交換または修理にかかる費用をご連絡します」 |
| Air Compressor + Tire Repair Kit 3.0 | $110、Tesla Shop、2026年10月11日 |
パンク1回で、タイヤ2本の交換になることもあります。Model 3のマニュアルにはこうあります。「パンクなどによりタイヤを早期に交換する必要がある場合、ほかのタイヤのトレッドの深さが新しいタイヤとの差で2/32インチ(1.5 mm)以内でない限り、タイヤを2本1組で交換することを推奨します」 タイヤ1セットが通常どれくらいもつかは、Teslaのメンテナンス費用ガイドのタイヤのセクションで取り上げています。
修理が終わったら
- 1日は穏やかに走る。 「タイヤの交換または修理の後、タイヤの潤滑剤が完全に乾き、タイヤがリムに最大限密着するまでに、最大24時間かかることがあります」 マニュアルは、その間は急加速を避けるよう指示しています。
- 警告が消えるまで時間をおく。 マニュアルによれば、空気圧低下の警告は、システムが「推奨冷間空気圧から3 psi以内」の安定した測定値を得ると消えます。そうなるまでに「15 mph(25 km/h)を超える速度で10分以上走行する必要がある場合があります」 2種類の警告と、どの空気圧まで入れるべきかは、タイヤ空気圧ガイドで説明しています。
- 新しいタイヤにしたらタイヤ設定をリセットする。 マニュアルは、タイヤを交換したらタイヤのキャリブレーションを行い、タイヤ構成をリセットするよう指示しています。ホイールに空気圧センサーがない車両については、タイヤの交換、修理、ローテーションの後に「タイヤ空気圧のキャリブレーションを手動で行う必要があります」とも書かれています。
よくある質問
Tesla Model 3のスペアタイヤはどこにある?
Model 3のマニュアルにはスペアタイヤの説明がありません。この言葉が出てくるのは、タイヤ空気圧に関する一文の「スペア(装備されている場合)を含む」という箇所だけです。
パンクはTeslaの保証の対象になる?
いいえ。保証書は「独自の保証があり、それぞれの条件が適用されるタイヤ」を対象外としています。 Teslaのタイヤのページには、タイヤは「タイヤメーカー独自の保証の対象となる場合があります」とあります。
パンクのときのTeslaロードサイドアシスタンスの料金は?
Teslaによれば、車両が新車限定保証または中古車限定保証の対象である間は「無償で提供」されます。 Teslaのロードサイドポリシーは、タイヤの作業はいかなる場合も自己負担としています。同社のタイヤのページには、ロードハザードによる修理を対象とする別枠のWheel and Tire Protection Planの説明があります。 50マイル以内かつTeslaが作業するという条件から外れたけん引は「全額自己負担」です。
修理キットでふさいだTeslaのタイヤでどれくらい走れる?
Teslaのショップページは、「できるだけ早く、または修理したタイヤでの走行距離が最大62マイル(100 km)に達する前に」タイヤの専門家に見てもらうよう求めています。
Teslaのタイヤはランフラットタイヤ?
Model 3のマニュアルはこの用語を一度も使っておらず、指示は「空気の抜けたタイヤで走行しないでください」です。 このページのために確認した文書からわかるのは、ここまでです。
Teslaは貸出用ホイールを持ってきてくれる?
一部の地域で、限られた在庫の中から提供されます。その後、新しいタイヤはTeslaサービスセンターで、あなたの費用負担により元のホイールに装着されます。
起きる前に
自分にとっての選択肢がどれなのか、今のうちに決めておきましょう。ふだん走る場所から50マイル以内にTeslaサービスセンターがあり、車両が保証期間中なら、アプリの「ロードサイド」ボタンに頼れます。そうでなければ、$110のキットか、信頼できるけん引業者の電話番号を用意しておきましょう。その場合でも、Teslaが自己負担でけん引してくれる可能性はあります。いずれにしても、タイヤは毎月点検してください。パンクに関するマニュアルの最初の一文は、パンクは「やがてタイヤの空気圧低下を引き起こします。そのため、タイヤ空気圧を頻繁に点検することが重要です」というものだからです。 所有に関するそのほかの疑問はTeslaオーナーズガイドにまとめてあり、タイヤはTesla納車チェックリストの確認項目にも入っています。
出典 (8)
- tesla.com Tesla Support: Tire Repair and Maintenance
- tesla.com Tesla Support: Roadside Assistance
- digitalassets.tesla.com Tesla: Roadside Assistance Policy (PDF)
- tesla.com Tesla Model 3 Owner's Manual (PDF, software 2026.32)
- shop.tesla.com Tesla Shop: Air Compressor + Tire Repair Kit 3.0
- digitalassets.tesla.com Tesla: New Vehicle Limited Warranty, North America (effective 2026-09-01)
- ustires.org USTMA: Tire Repair Basics
- ustires.org USTMA: Tire Information Service Bulletin Vol. 52 No. 1, Noise Reduction Acoustic Foam Tires
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